データとAIがビジネスイノベーションの力になる
ビジネスイノベーションやデジタルトランスフォーメーションにおいて、データ活用がますます重要視されるなかで、生成AIの登場は、データ活用を新たなステージへシフトさせようとしています。より簡単に、より高度に、より多くの人がデータ活用、データドリブンな意思決定を行えるようになりつつあります。
Data Analytics Forum 2023では、改めてデータ活用の重要性について確認するとともに、生成AIを含む最新のAI/MLアナリティクスをビジネスで「実際に」活用する方法について学ぶことができます。 AIによるデータ活用は、夢物語でも一部の先進企業だけのものでもありません。ビジネスに組み込むまで活用するか、諦めるかです。このイベントを皆様のAIおよびデータ活用のヒントとしてください。
【開催概要】
日時: 2023年11月14日(火) 13:30-19:00(13:00受付開始)
主催: 日本テラデータ株式会社
場所: 赤坂インターシティコンファレンス(東京都港区)
対象: ビジネス成果のでるデータおよびAI活用を検討されているビジネス部門およびIT部門のご担当者様 ※左記以外、個人(事業主)、学生、同業者の皆様のご参加はお断り申し上げます。
費用: 無料
参加方法: ウェブサイトより事前登録制
プログラム
多彩なプログラムで皆様と知見を共有します。
13:30-13:50 データ活用の未来 ~生成AIはデータ活用の救世主か?~ 日本テラデータ株式会社 代表取締役社長 髙橋 倫二 |
データ活用の重要性、そしてAI/MLを活用したイノベーションの可能性については皆様広くご認識されているところかと思います。しかし、デジタルトランスフォーメーション、ビジネスイノベーションにおいてデータ活用、AI/ML活用はまだ十分とは言えない状況ではないでしょうか。データのサイロ化、データサイエンティストをはじめとするデータ活用人材の不足など課題は山積している企業が多いといえるでしょう。本セッションでは、データ活用状況、課題について分析し、昨今登場したChatGPTに代表される生成AIはこういった課題を解決し、データ活用を推進する救世主となるか、考察します。 |
13:50-14:20 ビジネス成果につながるAI/MLの”リアル”な活用方法とは? 日本テラデータ株式会社 プリンシパル・データサイエンティスト 森 浩太 |
昨年末のChatGPTの発表以来、生成AIのビジネス活用への関心はますます高まっています。汎用的な生成AIモデルの質疑応答能力が広く認識された現在、目下の課題はそれをいかに個々のビジネス文脈に適合させていくのか、ということです。しかし、一方で多くの企業ではChatGPTを活用した文章作成やコミュニケーションの効率化を標ぼうしつつも、それ以外のAI/MLのビジネスへの適用についてイメージを持てていないのではないでしょうか。本セッションでは、生成AIをはじめとするAI/MLをいかにしてビジネスで活用することができるのか、事例を交えて解説し、さらにそれらを本番運用するためのアーキテクチャについて紹介します。 |
14:20-14:50 日本企業のデジタル変革推進に資する AWS の生成系 AI サービスと活用パターン アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 AWS テクノロジーパートナーシップ 機械学習パートナーソリューションアーキテクト 本橋 和貴氏 |
デジタル変革 (DX) は、現代の日本企業において競争力を維持・強化するための不可欠な取り組みとなっています。このセッションでは、DX 推進における AWS の生成系 AI サービスの価値とその具体的な活用方法を紹介します。特に、最新の生成系 AI サービスである Amazon Bedrock の機能と利用ケースや、Amazon SageMaker を用いた OSS モデル活用に焦点を当てます。生成系 AI は、データから新しい情報を生成したり、インサイトを抽出することで、企業のビジネスプロセスや製品開発に革命をもたらす可能性を秘めています。実際の企業事例をもとに、これらのサービスが DX の実現にどのように寄与しているかを解説し、日本企業が次世代の変革をリードするための指針を提供します。 |
14:50-15:05 休憩 |
15:05-15:50 特別講演:英国銀行業界におけるリスク管理とデータ活用と、その先 Cynergy Bank 規制報告およびプルデンシャルデータ担当責任者 マイク・コーツェ氏 |
ナットウエスト・グループ、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ、JPモルガン・チェースなどで財務、リスク、情報コミュニケーション、規制部門の要職を歴任してきた、Cynergy Bankのマイク・コーツェ氏は、本セッションで、英国の銀行セクターにおけるリスク管理とデータ活用の複雑さを掘り下げ、高度なリスク管理に不可欠な主要要素を紹介します。規制機能の効率化におけるデータアナリティクスの変革力を探り、金利変動、パンデミック、金融危機、その他の破壊的要因など、重要な変化が顕著な金融業界の進化する状況を検証します。また、金融リスク管理における今後の展開について見解を示し、このダイナミックなセクターにおける現在および将来のAIへの取り組みと期待について貴重な洞察を提供します。さらに、QA時間をご用意していますので、ご質問いただくことも可能です。(同時通訳あり) |
15:50-16:20 事例講演:多量のセキュリティログを分析する大規模セキュリティ監視システムの実現 株式会社ラック 営業統括部ストラテジックパートナー営業部 部長 土屋 和英氏 |
株式会社ラックは、セキュリティ対策のパイオニアであり、ファイアウォールやプロキシ、EDRやVPN装置など、様々なセキュリティ機器から出力されるログデータを集約し、インシデントを検知・分析することで、お客様のIT資産を守るセキュリティ監視サービスを提供してきました。近年のサイバー攻撃の多様化・巧妙化で、その検知に必要なログデータは数千万~数十億件/日と膨大な量となっており、日々ログデータが増加する中、より早くインシデントに気が付くことが求められています。この度、株式会社ラックはTeradata社と協業し、Teradata VantageCloudをセキュリティ監視サービスのデータ基盤として採用し、リアルタイムにインシデント検知・分析を行うセキュリティ監視システムの刷新プロジェクトを実施しました。本セッションでは、このプロジェクトで得られた知見とTeradata VantageCloudの評価、今後の高度なアナリティクスの活用などの取り組みについてご紹介します。 |
16:20-16:35 休憩 |
16:35-17:05 AI/MLそしてリアルタイムAI活用がもたらすビジネス成果(仮) Teradata Corporation チーフテクノロジーオフィサー スティーブン・ブロブスト |
CTO スティーブン・ブロブストが登場し、AI/ML、そして近年活用が進んでいるリアルタイムAIのユースケース、そして実際に生まれるビジネス成果について製造業の事例を中心にご紹介します。 |
17:05-17:35 信頼できるAIは信頼できるデータがあってこそ!信頼できるデータを提供可能な最新のデータ基盤とは? 日本テラデータ株式会社 クラウド・アーキテクチャ・リード 藪 公子 |
AIの民主化が叫ばれる中、同時に注目が集まっているのがAI開発に必要な品質の高いデータ提供にマストな機能、データファブリック、いわゆるデータ統合機能です。データ統合と言えば、かつてはデータを物理的に一カ所に集めモノリシックに管理することでした。しかし、あらゆるところにデータが散在しているクラウドの時代においては、それはもはや非現実的なアプローチです。一方で、ユーザにセルフサービスで自由に管理を任せると、ガバナンスが効かず、サイロ化が進行し、連携も取れないカオスとなり得ます。本セッションでは、最新のテクノロジーやAIを利用して、分散したデータを統合管理するデータファブリック機能を備えたデータ基盤とはどんなものか、Teradataの最新情報と共にご紹介します。 |
17:35-19:00 ネットワーキング |
お客様、講演者、そしてTeradataのエキスパートでネットワーキングをいただけるレセプションを実施いたします。 |
イベント会場
赤坂インターシティコンファレンス
〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F・4F
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