AI活用は推論フェーズ、そしてビジネス成果の獲得へ
大きく注目を浴びている生成AIは学習フェーズから推論フェーズへの大きな転換点を迎え、そのビジネス活用がいよいよ本格化していくでしょう。これまでのAI技術の進化を踏まえ、新たなフェーズに突入するこのタイミングで、いかにAIをビジネスに活用するかを再び学び直す絶好の機会です。学習フェーズとは、AIが大量のデータを解析し、パターンや規則を見つけ出す段階です。一方、推論フェーズは、学習フェーズで得たモデルを実際のデータに適用し、ビジネス課題の解決や意思決定を支援する本番運用の段階です。この移行により、AIは実用的なソリューションとして真価を発揮し、ビジネスイノベーション、そして大きなビジネス成果を獲得することが可能となります。
本イベントでは、この新たな時代における生成AIを含むAIのインパクトとその可能性を探り、ビジネスの現場でいかに効果的に活用できるかをご紹介します。具体的な事例紹介を通じて、AIがどのように業務効率を向上させ、革新的なソリューションを提供するかを解説します。さらに、業界をリードする専門家による実践的なセッションも提供し、参加者の皆様が最新のAI技術を活用した未来のビジネス戦略を構築するための貴重なインサイトを提供します。
【開催概要】
日時: 2024年12月12日(木) 13:30~19:00(13:00受付開始)
主催: 日本テラデータ株式会社
場所: 赤坂インターシティコンファレンス(東京都港区)
対象: データ、AI、アナリティクスの活用を推進されているIT部門、ビジネス部門のリーダー、実務者の皆様(テラデータユーザー企業、ご検討企業の皆様)、パートナー企業の皆様 ※左記以外、個人(事業主)、学生、同業者の皆様のご参加はお断り申し上げます。
費用: 無料
参加方法: ウェブサイトより事前登録制
プログラム
多彩なプログラムで皆様と知見を共有します。
13:30-13:45 ご挨拶 日本テラデータ株式会社 代表取締役社長 大澤 毅 |
新たに社長に就任いたしました大澤よりご挨拶させていただくとともに、Teradataがこれからどのようにお客様のデータ、AI、アナリティクスのビジネス活用を支援していくのか、その戦略についてご紹介させていただきます。 |
13:45-14:15 生成AI/AIをPoCで終わらせずに実インパクトへ結びつけるための要諦とその事例 マッキンゼー・アンド・カンパニー QuantumBlack 准パートナー 福元 允亮 氏 |
2022年末に全世界の注目を集めた生成AI技術は、日本でも大きな期待を集めました。あれから2年が経過し、多くの大企業が生成AIのPoCに着手し、その可能性を検証しています。しかし、PoCを越えて本番活用に成功している企業は多くありません。生成AI技術をPoCで終わらせず、本番環境でそのインパクトを最大化するための要諦について、事例を交えながらご紹介いたします。 |
14:15-14:45 パネルディスカッション:これからのAIのビジネス活用 1 |
来る2025年に生成AIそしてAIの活用はどこまで進めることができるのでしょうか。このパネルディスカッションでは、有識者、そして実際にビジネス活用に取り組まれている先進企業の皆様にご登壇いただき、リアルなAIのビジネス活用について、考察を深めていきます。 パネルディスカッション1つ目では、荏原製作所様とロボット研究の第一人者である東京大学 佐藤先生にご登場いただき、製造業におけるAI、生成AIの活用の最新状況とこれからの未来についてディスカッションを深めていきます。 【パネリスト】 株式会社 荏原製作所 技監 後藤 彰 氏 東京大学 名誉教授 佐藤 知正 氏 【モデレーター】 日本テラデータ株式会社 代表取締役社長 大澤 毅 |
14:45-15:05 AIのビジネス活用を加速するTeradataソリューションの最新情報 日本テラデータ株式会社 執行役員 テクノロジーセールス事業部 事業部長 小永井 崇、テクノロジーセールス事業部 DXソリューション部 部長 八田 秦史 |
Teradataがクラウドそしてオンプレミスで提供するデータ分析プラットフォーム「Teradata Vantage」は、AI、生成AIのビジネス活用のためのモデルの学習フェーズ、推論フェーズを支援する充実した機能を提供しています。本セッションでは、BYOM、BYOLLM、ModelOps、NVIDIA NeMoとNVIDIA NIMマイクロサービス対応など、Teradata VantageのAI活用のための最新機能と今後のロードマップについてご案内いたします。さらに、AIの本番運用(推論)を効率的に実行する機能について、デモも交えてご紹介します。 |
15:05-15:20 休憩 |
15:20-15:45 日本企業の成功事例に学ぶAIのビジネス活用 AtPeak株式会社 取締役 副社長執行役員 藤田 正則 氏 |
生成AIでますます期待が高まっているAIを活用したビジネスイノベーション。その取り組みがPoCの域を脱し、本番運用、そしてビジネス成果の獲得に至っている日本企業は残念ながらそれほど多くはないのが現状です。AI活用に取り組み、成功している日本企業は何が他社と異なるのでしょうか。このセッションでは、実際に日本の大手製造業、金融機関で推進している生成AI/AIプロジェクト事例を紹介しつつ、AI活用で期待できるビジネス成果、それを実現する方法などについて解説いたします。 |
15:45-16:00 Teradataがパートナーと共に実現するAIエコシステム テラデータ・コーポレーション ワールドワイド・パートナー&アライアンス SVP Varun Kohli |
Teradataは信頼できるAIを実現する企業としてお客様をご支援しています。Teradata Vantageを中心に、AI、データ関連の優れたソリューションを持つパートナーとの協業、AIエコシステム構築を推進しています。このセッションでは、その最新状況についてご説明します。(同時通訳) |
16:00-16:30 AWS と Teradata Vantage で実現する生成 AI データ分析基盤 アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 パートナー技術統括本部 テクノロジーソリューション本部 シニア Data & Analytics パートナーソリューションアーキテクト 吉田 成利 氏 |
データ管理における AI の統合は、業務改善と価値創出に大きなチャンスをもたらします。しかし、その可能性を最大限に活用するには、堅牢なデータ基盤が必要です。本セッションでは Teradata Vantage と AWS を使って AI 活用に向けたデータ基盤を構築するための重要な要素や活用事例、最新の技術情報アップデートをご紹介します。 |
16:30-16:50 ビジネス成果を獲得するAI活用ユースケース 日本テラデータ株式会社 AIインダストリ・アナリティクス・マネージャ 堀込 哲也 |
AIはビジネス、業務に応じて適切に採用することが重要です。MLが効果的な場合もあり、生成AIもChatGPTのような大規模なLLMだけでなく、企業がローカルに、またオンプレミスで利用する中、小規模LLMやLLMパイプラインが脚光を浴びています。このセッションでは、AIを活用したビジネスイノベーションを実現するユースケースの数々と、AI技術の選択肢について解説します。さらに、Teradata Consultingでどのようにご支援することが可能か、改めてご紹介いたします。 |
16:50-17:20 パネルディスカッション:これからのAIのビジネス活用 2 |
来る2025年に生成AIそしてAIの活用はどこまで進めることができるのでしょうか。このパネルディスカッションでは、有識者、そして実際にビジネス活用に取り組まれている先進企業の皆様にご登壇いただき、リアルなAIのビジネス活用について、考察を深めていきます。 パネルディスカッション2つ目では、認知症、脳科学がご専門の東京大学大学院 酒谷先生と人工知能がご専門の九州工業大学大学院 井上先生にご登場いただき、ヘルスケア分野におけるAI、生成AIの活用事例と、AIプラットフォームの未来について深堀します。 【パネリスト】 東京大学 高齢社会総合研究機構 特任研究員 酒谷 薫 氏 九州工業大学 大学院 客員教授 井上 敦司 氏 |
17:20-19:00 ネットワーキング |
ご参加、ご講演いただきました皆様、そしてTeradataのエキスパートでネットワーキングをいただけるレセプションを実施いたします。 |
イベント会場
赤坂インターシティコンファレンス
〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F・4F
東京メトロ「溜池山王」駅からは、9番出口を出て溜池交差点を渡り右折し、1階エントランスから入館してください。同駅の地下通路に直結しております。14番出口経由でB1階エントランスからも入館できます(バリアフリー)。
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