ビッグデータ企業になるための4つの必須ステップ

ビッグデータに成功した企業が実践していること

すべての企業は、ビッグデータ企業であるべきです。あらゆる企業と仕事する中で、テラデータはビッグデータ企業になるための重要なステップを発見しました。

ビッグデータ企業になる方法

私たちはデータ文化の中に生きている

過去10年間の初めに、世界的なマーケットインテリジェンス企業であるIDCは、2010年に1.2ゼタバイトの新しいデータが生成されたと推定し、2020年の新しいデータ量は35ゼタバイトに達すると予測しました。当時、MIT Sloan Management Reviewのインタビューで、データサイエンスのリーダーであるBruno Aziza(ブルーノ・アジザ)氏は、このようなデータ漬けの文化が若い世代の考え方に影響を与えていることを語っています。

「私には10歳の娘がいます。彼女はアナリティクス世代の一人です。彼女は何かを知りたがると、私の携帯電話を取り出して話しかけ、答えを見つけてきます。それ以外の方法で人生を考えることはできません。彼女は、分からない状況で判断を迫られることはあり得ないと考えています。でも私たちより10歳以上年上の人たちは、そうやって育ってきたんですよ。彼らは、ほとんどの場合、情報を得ることができない状態で、あらゆることについて判断を下さなければならないと考えて育ってきました。

ほとんどの場合、ビジネスを運営していても、自分の店の客足のピーク時がいつなのかを正確に把握していなくても大丈夫です。でも、うちの子どもたちはそんなことしませんよ。子どもたちは、10時間働く必要はない。生産性の高い2時間だけ働けば、その間にいろいろなことができる、と考えます。現代の子どもたちは私たちとはまったく違うレンズで世界を見ていると思いますし、それが当たり前になると思います。」

現在では、アジザ氏が述べているような現象が加速しています。IDCは以前の予測を修正し、2025年に175ゼタバイトの新しいデータが世界中で生成されると予測しています。

私たちは、データ文化の中に生きています。この時代に育った世代は、他の選択肢を知りません。彼らは、自分で分析したり行動したりできるような情報に、オンデマンドでアクセスできることを期待しています。また、データを利用することで、手作業をできる限り自動化し、より早く答えを導き出すことができると期待しています。

すべての企業は「ビッグデータ企業」でなければならない

テラデータは、企業がデータを収集し、管理し、分析し、行動することを支援することを専門としているため「ビッグデータ企業」と呼ばれることもあります。しかし、私たちは少し違った見方をしています。私たちの役割は、すべての企業が自ら「ビッグデータ企業」になるための道のりを促進することだと考えています。私たちは、データを効果的に分析するための適切なテクノロジーを企業に提供するだけでなく、企業文化を変革するために必要なサービス、インサイト、サポートを提供するために存在しています。

私たちは、何千もの企業と仕事する中で、様々な業界のリーダーたちが、この旅の途中で遭遇する課題を目の辺りにしていきました。以下は、データを活用した企業文化の変革を目指す企業に推奨する4つの主要なステップです。

ビッグデータ企業になるための重要な4つのステップ

1. リーダーシップから始めて、方針を決める

企業内のすべてのリーダーは、直感だけでなく、データに基づいて意思決定を行う必要があります。すべての戦略的意思決定においてデータが重要な要素であることを社員が理解すれば、自分自身のプロセスや考え方を変えることができます。

2. ガバナンスとアクセス管理を適切に行い、全員に権限を与える

データがすべての人の仕事に欠かせないものであれば、それがどんな仕事であっても、企業内のすべての人にアクセス権を開放する必要があります。しかし、アクセスが平等であっても、権限が平等であるとは限りません。多くの機能に開放されている一方で厳格なガバナンスが必要なデータもありますが、厳格な権限設定をせずに保存しても、限られたユーザーしかアクセスできないデータセットもあります。こうした方針は、企業の判断次第で決めることです。

3. データ、エンジン、ツールの統合で単一の情報源に沿って調整する

簡単にアクセスできる手段を作ることで、チームが独自のデータマートや回避策を作る必要性を感じなくなります。これにより、データを企業の単一の情報源に統合しやすくなりますが、データの整合性を損なうことなく、ユーザーが自分の好きなエンジンやツールを簡単に適用できるようにする必要があります。

Teradata Vantage は、データストレージ環境間に必要な接続性を提供することで、これを実現します。様々なタイプの分析エンジンを、必要に応じで呼び出すことができる論理的に構築されたアーキテクチャにまとめました。また、SQL分析エンジンだけでなく、機械学習エンジンやグラフエンジンにまで拡張しました。これにより、あらゆるタイプのプログラマーが、自分の好きなツールや言語を使用して、必要なエンジンや機能を参照できるようになり、データを別のプラットフォームに移動してサイロ化する衝動を最小限に抑えることができます。

4. 多様でダイナミックなニーズに対応するための柔軟性を構築する 

今日のビジネスのニーズは、次の四半期や翌月、あるいは明日とは異なります。そのため、データアーキテクチャは、市場や消費者の要求に応じて、様々な機能がどのような要求するかをサポートする必要があります。Vantageは、クラウド、ハイブリッド、オンプレミスを問わず、お客様のビジネスに適した方法で展開できるようにすることで、この課題に取り組んでいます。お客様は、小規模から始めて、必要に応じてVantageをエンタープライズレベルのミッションクリティカルな分析システムにまで拡張することもできます。また、VantageのAs-a-Serviceオプションも継続的に拡大しており、お客様がプラットフォームを展開、管理する方法を拡張しています。新しいサービスを提供することで、お客様がITではなく答えに集中できるようになることを目指しています。

ビッグデータ文化の緊急性

インタビューの中で、アジザ氏はこんな予言をしています。「10年後を見据えると、アナリティクスでビジネスを運営できていた人たちは、引退しているか、会社が消滅しているかのどちらかになるでしょう。」アナリティクスでビジネスを運営するには、適切なテクノロジーだけでなく、適切な文化も必要です。

ビッグデータ企業が成功するためには、イノベーションを推進するために利用可能なアナリティクスツールを最大限に活用できる権限を人々に与える必要があります。Mike Barlow(マイク・バーロウ)氏が『ビッグデータの文化』で述べているように 、「テクノロジーは真空状態では存在しません。植物が成長するために水と栄養を必要とするのと同じように、テクノロジーが成長し成功するためには人とプロセスが必要なのです。」テラデータでは、お客様とのあらゆるやりとりの中でこの考え方を取り入れ、アーキテクチャだけでなく、企業内で日々アナリティクスに携わる人々に最高の経験を提供することに注力しています。

テラデータがどのようにしてお客様がビッグデータ企業になるのをお手伝いできるかをご覧ください。