テラデータについて
テラデータは、企業向けコネクテッド・データ分析プラットフォームをマルチクラウドで提供し、小規模から大規模まであらゆるデータ活用を可能にします。そして、お客様がデータを最大の企業資産として活用し、ビジネスを成長させる支援しています。詳細はTeradata.jpをご覧ください。
2020年7月27日 – パーベイシブ・データ・インテリジェンスを提供するクラウドベースのデータとアナリティクスのリーディングカンパニー、テラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)は本日、 フォルクスワーゲン・グループ(以下VW)の世界最大規模のクラウド生産システム「Volkswagen Industrial Cloud」(以下、同システム)のテクノロジー・パートナーとなることを発表します。
同システムは、VWがアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と協業のもと開発を進めているクラウド生産システムです。VWが全世界で運用する全122の生産工場のIT基盤を単一のクラウドに移行し、すべての機械、プラント、システムのデータを結合するオープンIoTプラットフォームを構築します。テラデータは、クラウドベースのデータとアナリティクスのソリューションを提供し、VWの生産プロセスの最適化と工場の生産性向上の推進をサポートします。
テラデータの中央ヨーロッパ担当バイス・プレジデントSascha Puljicは次のように述べています。「フォルクスワーゲンのパートナーとしてこのオープンIoTプラットフォームの開発に加わり、他の先進企業とともにデジタル生産の未来を形作る取組みに参加できることを嬉しく思います。弊社のクラウドベースのデータとアナリティクスのソリューションは、包括的なインテリジェンスを提供し、フォルクスワーゲンが生産工程においてデータの価値をフルに活用して効率と品質を向上できるようサポートします。」
同システムの目的は、VWのバリューチェーン全体で各社を統合し、データとサービスを共有する巨大なパートナーネットワークを構築し、サプライヤー、テクノロジープロバイダー、システムインテグレーター、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、物流業者、製造業者などのすべてのパートナーがその利点を得られるようにすることです。
将来的には、すべてのセンサーデータやその他さまざまな情報が、このクラウドベースのプラットフォームに統合され、インテリジェントなアルゴリズムによって分析されます。関連するデータは同システムにおいてパートナー企業各社が利用可能になる予定であり、これにより生産および物流プロセスを最適化する大きな可能性が生まれます。
この取り組みに対して、テラデータはインダストリアルIoTデータ分析における広範な経験と、AWS上で利用可能なデータ分析基盤ソフトウェアTeradata Vantageを提供します。クラウド上でのデータ分析は、VWの生産現場において、生産量の最適化、データに基づく品質保証の実施、予防保全の実現などに利用されます。こうした分析が、VWによる効率化の目標達成へと導きます。
事例:生産の最適化と生産性の向上
こうした生産プロセス改善に向けたVWの取り組みをサポートする上でテラデータが果たす役割の一例としては、初期ユースケースの1つが、製造工程における溶接プロセスのデータの分析が挙げられます。
テラデータは、企業向けコネクテッド・データ分析プラットフォームをマルチクラウドで提供し、小規模から大規模まであらゆるデータ活用を可能にします。そして、お客様がデータを最大の企業資産として活用し、ビジネスを成長させる支援しています。詳細はTeradata.jpをご覧ください。