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データアナリティクス:その本質はビジネスクエスチョンに対する「答え」を探ること

データアナリティクス:その本質はビジネスクエスチョンに対する「答え」を探ること
テラデータは、アナリティクスの目的は、企業が抱えるビジネス課題に対する「答え」を獲得することであり、まずは「答え」を明確にしてからアナリティクスに投資をしましょうと、お客様にお伝えしています。前回のブログ記事では、企業が抱える最も難しい課題に「答え」を出すために、アナリティクスをどのように利用するかについて重点的に取り上げました。今回は、データアナリティクスの活用にあたって、答えを出すべきビジネスクエスチョンとはどのようなものがあるのか、また正しいビジネスクエスチョンは何かを知る方法について説明しましょう。

DXが注目される昨今、様々な業界においてアナリティクスがどのように応用されているのかを紹介する事例記事が公開されています。テラデータもお客様の事例を数多くご紹介しています。どの事例も、デートとアナリティクスを活用することで、何が可能になるのかというアイディアの喚起にはもってこいです。でも、実際にアナリティクスに取り組むためには、個々のビジネス状況において何がビジネス課題なのか、そしてそのビジネス課題に対して求める「答え」は何なのかを明らかにし、それらに優先順位を付け、取り組むべき適切な課題を特定する必要があります。

ご自分の組織にとって何が適切なのかを特定するためには、組織のビジネス戦略に合致するビジネス成果に焦点を合わせなければいけません。テラデータは、データとアナリティクスを活用して成果を上げることができるビジネス成果を以下の通り6つご提示しております。 上記のビジネス成果の種類に応じて、関心を寄せるステークホルダーは異なるでしょうから、次のステップでは、これらのステークホルダーとの話し合いで、彼らが抱えるビジネスクエスチョンを特定します。ブレインストーミングで作成したビジネスクエスチョンリストは、以下の項目を視野に入れた個別のアナリティクス・ユースケースに分類して絞り込むことができるでしょう。
 
  • ビジネス課題
  • 目的
  • 期待される成果
  • ビジネス上の利点
下図に示すのは、「カスタマーエクスペリエンス」分野でのアナリティクス・ユースケースの例です。
Blog_How-to-know-Right-Business-Questions_Image1.jpg
アナリティクス・ユースケースを特定したら、それらを「ビジネス価値」と「実現可能性」の2つの指標から2x2の領域にマッピングし、ビジネスビューを比較することができます。下図では、右上の領域に入れられたユースケースが、今後検討を進めていくうえで優先順位の高い候補となります。

Blog_How-to-know-Right-Business-Questions_Image2.jpg
このステップではワークショップ・アプローチを用いるのが良いと思います。個々のユースケースをどこに配置するのかを異なるステークホルダー(または部門)間で議論すれば、得るところが多いでしょう。 

ここまでは、ビジネス部門からの観点でのみ議論されており、ユースケースの取り組みを進めてアナリティクスを実行する上で必要なものがすべてビジネス部門に備わっていることが条件となっています。その条件下であれば、適切なステークホルダーの中でそれらのユースケースに優先順位を付けることができます。

この条件に当てはまらない場合、この時点でテクニカル部門など他のステークホルダーとともに実現可能性を検証することになります。このプロセスで、主な依存関係(さらなるデータを利用可能にすることなど)を確認します。右上の領域が確定したなら、それらのアナリティクス・ユースケースは優先順位の高い要件として機能できるようになり、開発用のパイプラインに入れることが可能になります。

このアナリティクス・ユースケース・アプローチは、現時点でのアナリティクス実行能力を文書化して知識として共有することにもつながります。新任のアナリストやデータサイエンティストが、アナリティクス・ユースケースの過去の資料を利用できるとしたらどうでしょうか。毎回ゼロからのアナリティクス構築に陥るリスクはなくなり、既に作り上げられたものを土台にしてさらに拡張していくことが可能になるのです。全社規模でアナリティクスの能力を共有し、導入に向けたインスピレーションを喚起することができるとしたら、どれだけのパワーとなるかを想像してみてください。

組織の内外を問わず、どちらからもインスピレーションが受けられれば、企業として優先的に取り組むべきアナリティクス・ユースケースの特定や重点化により、適切なビジネスクエスチョンが確実に設定できるようになるはずです。
しかし、そこで止まってはいけません。変化していくビジネス環境のもとで、優先順位も常に変化するという事実に留意することが重要です。ビジネス戦略やテクノロジーの変化(新たなデータソースへのアクセスなど)に対応して進化できるアジャイルなプロセスができているか確認してください。そうすれば、現在だけでなく将来においても適切なビジネスクエスチョンを設定することができるようになるでしょう。

本ブログは抄訳となります。英語版のブログはこちら
Portrait of Monica Woolmer

(Author):
Monica Woolmer

As a Senior Business Consultant, Monica’s role is to help organizations answer key business questions through analytics. That is, to utilize her diverse experience across multiple industries to understand client's business and to identify opportunities to leverage analytics to achieve high-impact business outcomes.

With over 35 years of experience, Monica has been leading analytic solutions implementations for 23 years.  Prior to joining Teradata, Monica was the Managing Partner of Formation Data Pty Ltd, a Specialty data management, data warehousing and analytics consultancy in Australia. View all posts by Monica Woolmer

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