分析システムのアップグレードによって得られるメリットについてご紹介してきました。アップグレードにより新しい機能が利用できるようになり、ビジネスアウトカムの改善、コスト削減やパフォーマンスが向上するなどのメリットがあります。
では、アップグレードをシームレスに遂行し成功させるにはどうすればよいでしょうか?
 
テラデータはこれまで、さまざまな業種の多数のお客様のアップグレードをサポートしてきました。数十年間もの経験の過程で、私たちはアップグレードの手法を磨き、発生しうる問題の予測、ダウンタイムの回避、プロセスの速やかな進行などを改善し続けています。そこから、スムーズなアップグレードに欠かせない5つのステップが明らかになりました。

ステップ1:現在の環境を評価する。

アップグレードプロセスで重要な決定(関係者に関与してもらうタイミングや場所など)が必要になった時に判断の基準となる現在の環境を詳しく調査、評価します。インフラストラクチャ、アップデートが必要なアプリケーション、アップグレードする順番、互換性の問題を深く理解していれば、プロジェクト全体もより深く理解できます。

テラデータは、依存関係や、関係者全員が必要とする取り組みやアクションを示す包括的なプランを基に、アップグレードを支援します。たとえば、大手自動車メーカーのデータベースシステムのアップグレードでは、最初に同社のUnityアップグレードの際にアップグレードプランで社内のデータベースとUnityの双方のエンジニアリングチームから意見を取り入れることで同社のソフトウェアバージョンの問題を回避することができました。

ステップ2:ビジネスケースを作成する。

アップグレードのゴールと目的を決め、アップグレードによって獲得すべきゴールを明確に定義します。たとえば、アップグレードによって俊敏性を高めて競争上の優位性を得たい場合は、分析環境をモダナイズすることで獲得できる会社の領域をアウトライン化します。客観的に見たプラスとマイナスの両方の潜在的な影響を正直に作成します。こうすることで、チームは正しい意思決定を行い、組織内のギャップを特定できるようになります。

大手運送会社では、テラデータのソフトウェアを最新リリースへのアップグレードで、新しい分析機能が利用できるようになり、改良された時系列データを活用できるようになり、配送のより正確な予測や顧客離れの減少など、ビジネス成果に明らかな効果が見られました。

最新のリリースには、新しいデータタイプ、幅広い文字セットと時系列データをサポートする機能など、多くの企業に役立つ新機能があります。大手自動車メーカーは、データベースとUnityプラットフォームの両方必要でデュアルアクティブ環境が構築されたため、前のリリースのままだと制限が生じると感じていました。同社はコネクテッドカーデータを活用して事故ゼロ、排出ゼロ、渋滞ゼロの世界を作り出すビジョンを掲げていることもあり、長期的に継続的に機能をアップデートしながら分析機能を活用したいと考えています。

ステップ3:適切なチームを組む。 

さまざまな専門技術や知識が必要になるため、適切なチームを用意することが不可欠です。何が必要になるのか。それを理解するには、アップグレードプロセスの主な活動や依存関係を知ることが鍵となります。その上で、プロジェクトの適切な段階で適切なリソースが利用できるような計画が大切です。テラデータは各アップグレードで、Database Administration、Customer Support、Solutions Engineering、Product ManagementやProfessional Servicesなど、アップグレードのさまざまな段階で必要になる専門家で構成されるチームを提供できます。また、テラデータのワークロード管理能力チームにはCenter of ExcellenceやTeradata Active Management の専門家を含むることも可能です。

ステップ4:開発者環境のテストから始めてダウンタイムを最小限に抑える。

アップグレード時に生じるダウンタイムは環境の規模や複雑さによって異なり、数分から数時間までさまざまです。ビジネスの中断を最小限に抑えるための最善の方法をテラデータのアカウントチームがお客様と一緒に検討します。

ステップ5:アップグレード完了後もテストを継続する。 

アップグレードが完了したら、プロセス全体で詳細なテストを実行する必要があります。会社全体でアップグレードバージョンの利用を開始する前に、アップグレードを実際に運用してテストを実行し、結果を検証して問題があれば報告します。さらに、関係者とのフォローアップミーティングで問題、教訓、今後の実行計画について話し合います。

Vantageを始める方法

Vantageは、新しいことが次々と生まれ、複雑で不確定要素の多い世界で、デジタルトランスフォーメーションによりデータドリブンなビジネスを行うことを可能にします。テラデータは、Vantageで企業が大規模な分析エコシステムを簡素化して意思決定のリスクを抑制できる新しい方法を提供します。
Vantageへのアップグレードをご検討中のお客様も、新規導入をご検討のお客様は、テラデータにお問い合わせください。
Imad Birouty

Imad Birouty is Director, Technical Product Marketing, for Teradata. He is responsible for marketing Teradata products (database, utilities, and platforms). Imad has twenty-five years of Teradata experience, with specialized expertise in data warehousing, decision support, customer management, analytics, and appliance platforms. He serves as a Teradata spokesperson, interviewed by the technology media, and is active in Teradata events across the world. He is highly conversant on topics in the field of big data analytics and how cutting-edge companies are using Teradata products and services to advance their business performance. He resides in the San Diego area, where Teradata Labs has a facility largely populated with engineers, designers and technicians.

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