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クラウドで実行するデータ・アナリティクス:単なる移行を越えて

クラウドで実行するデータ・アナリティクス:単なる移行を越えて
今、クラウドの導入は企業にとって当たり前のものとなっています。データの範囲と多様性がますます拡大している中で、北米の企業の60%近くがパブリック・クラウド・プラットフォームを利用するようになったのも驚くに値しません。この割合は、つい5年前と比べて5倍も上昇しています[1]ガートナーは、2022年までに全データベースの75%がクラウド・プラットフォームにデプロイまたは移行され、オンプレミスに戻すことを検討されるのは5%に留まると予測しています[2]。あらゆる業界のビジネスで、柔軟なクラウドが急速に極めて重要な成功要因となることは間違いありません。

しかし、多くの業界でクラウドについて議論する際に見落とされているのが、最も成功している企業は既存のシステムを単にクラウドに移行しているのではない、という事実です。こうした企業はクラウドのためのまったく新しいアーキテクチャを設計・構築し、ビジネスのやり方を全面的に見直しているのです。現行のオペレーションを別のフォーム・ファクターに移すということではなく、新しいパワフルなプラットフォームを構築し、データ拡大のスピードや多様性、イノベーションの速度、各企業の固有のニーズに対応しています。

つまり、企業はクラウドを念頭に、まったく新しい考え方で設計と革新を進めるということです。その新たな考え方とは、初めから「クラウド・ファースト」や「クラウド・ネイティブ」であったかどうかに関係なく、「クラウド・フォワード」(クラウドを推進)することです。クラウドの導入がどの程度進んでいるかにかかわらず、どんな企業もこのような物の考え方を採用することはできます。

クラウド・アーキテクチャ設計の課

ビジネスをクラウド・フォワードへと一新することを試みる企業が往々にして陥り、トランスフォーメーションの妨げとなるいくつかの課題があります。

プロバイダーデプロイ先の選択肢の欠如

単一のクラウド・プロバイダーを選択したり、デプロイ先として複数の選択肢がサポートされないソリューションを採用すると、特定のプロバイダーの条件や製品に縛られることになり、将来のビジネス・ニーズに応じてサービスのバランスを考え直すことが困難になります。

個別にスケール調整できないコンピュートとストレージ

ストレージとコンピュートのスケール調整が同時に行なわれるクラウド・ソリューションも問題です。企業は、大容量のデータに対処する際、パフォーマンスの最大化と同時にコストの削減を考えると、この問題に直面します。ここで重要なのは、これらの機能が独立してスケール調整できることです。データのストリーム速度が上がり、コンピュート・ノードのスケールをストレージと同じレベルで調整しなければならない場合、そのデータの価値が不明な場合にコストが増大しかねません。また、格納データ量が変わらない場合でも、ビジネスユーザーのニーズに基いてコンピュートをスケールアップせざるを得なくなる場合もあります。

高価で柔軟性のないデータストレージ

近年、より安価で柔軟性を期待して、数々の企業がHadoopへのデータ格納を選択してきました。しかし、実態は期待と正反対であることに多くの企業が気付き始めています。Hadoopでは、オンプレミスでのデータ処理に限定されます。さらに、データを転送して企業のシステムに入れるのは容易ですが、そのデータを必要な時に取り出すのは困難です。

柔軟性のない価格体系

レベルに応じて処理スペースやサービスを「レンタル」し賃料を支払うクラウド・ソリューションを採用している企業もあれば、1年あるいはそれ以上という期間や支払いの縛りがある契約をしている企業もあります。単純に使用するコンピュートとストレージに対してのみの支払いできなければ、特にビジネスにおけるニーズが月ごとに変動する可能性がある場合などは、クラウドのメリットである柔軟性を十分に享受できません。また、複数のベンダーからの様々なポイント・ソリューションをつなぎ合わせてクラウド・アーキテクチャを設計する場合もあります。それぞれはパワフルで革新的なツールかもしれませんが、それらすべてを調和させて統合し、潜在力と有用性をフルに発揮させることができるとは限りません。

コアとなる本番利用能力の欠如

最後に、新製品のテストと開発のみを用途としたクラウド・ソリューションをクイックに設計している企業もあります。しかし、コアとなるアナリティクスを本番利用する能力がなければ、イノベーションの完成に必要な基盤が欠如することになります。
 
次回は、Teradata Vantageがどのようにこれらの課題に対処し、企業がクラウドのあらゆるメリットを活かして最高のデータ・アナリティクスをフル活用できるようにするのかを説明します。

本ブログは抄訳となります。英語版のブログはこちら
[1] Source: Predictions 2019: Cloud Computing Comes Of Age As The Foundation For Enterprise Digital Transformation, November 2018 Forrester blog post, Dave Bartoletti; https://go.forrester.com/blogs/predictions-2019-cloud-computing/
[2] Gartner Press Release, Gartner Says the Future of the Database Market Is the Cloud, 1 July 2019

Portrait of Chris Twogood

(Author):
Chris Twogood

Chris Twogood is Senior Vice President Global Marketing for Teradata Corporation. He is responsible for the Teradata brand, influencer relations, content marketing, corporate communications, global events, demand generation, account based marketing and digital for Teradata including web and social. Chris has thirty years of experience.  Chris has extensive experience in the computer industry specializing in data warehousing, decision support, customer management and analytics
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