テラデータ、1000ノードの単一クラウド環境で 大規模かつ複雑なアナリティクスを運用できることを実証

2022年3月10日 | サンディエゴ

アマゾン ウェブ サービス(AWS)上で業界最大規模のスケールテストを実施

 

[2022年2月10日にテラデータ・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です]

テラデータ(NYSE: TDC)は本日、業界最大規模のクラウド上でのスケールテストの結果を発表しました。本実証実験でテラデータは、AWS上で数週間にわたり、① 1,000ノード以上の単一システムを構築し、② 1,023人のアクティブユーザーが数千の同時クエリを、③ 多様な分析ワークロードが混在する環境下で実行、運用するテストを行いましたが、システムのダウンタイムや停止などの障害は発生しませんでした。この結果は、企業がビジネス成果を獲得するために実行したい複雑な分析ワークロードであっても、クラウド上の単一のシステムで、かつてない規模で実行できることを示しています。
 
テラデータのイノベーション・ラボが、このAWS上でのクラウド・スケールテストを主導しました。テラデータは、多くの人が現在のクラウドで出来ると考えていることの限界を超え、その先の未来に向けて挑戦できるようにしたいと考えています。これを支えるため、本実証実験の目的は、マルチ・コンピューティング・クラスター、自動化された弾力性、低コストのオブジェクトストレージ、プッシュボタン・プロビジョニング等を特長とするテラデータのデータプラットフォームとクラウドアーキテクチャが、過酷な条件下でも高い能力を発揮し続けることを実証することでした。
 
AWSのEC2担当バイスプレジデントであるフィル・チーサム氏は次のように述べています。「テラデータの進歩を目の当たりにして感激しています。今回のスケールテストは、AWS上で実施された単一システムでのテストとしては最大級のものであり、両社の強力な連携により、2社の技術を併用した場合の性能の高さを裏付けるものとなりました。テラデータのお客様が、クラウド上の単一システムで様々なワークロードを処理していくなかで、幾多の素晴らしい成果を手にしていかれるのを楽しみにしています」
 
 
AWSスケールテストの詳細
この単一システムでのスケールテストは、1,000台以上のサーバーで構成される分散システム上で、数週間という長期にわたって実施されましたが、システムのダウンタイムはゼロでした。このテストでは、オペレーショナルインテリジェンスとDSS(意思決定支援システム)の両方のワークロードを混在させて実行しました。このように、クラウド上の単一システム内で異なるワークロードが混在していても、テラデータが独自に開発した高性能かつ強力なワークロード管理機能により、問題なく処理できます。これはテラデータの大きな差別化要因です。
 
単一システムでの実行が優れている理由
単一のシステム上で実行できることは、クラウドの中で最も低いコストを実現するだけでなく、同時に以下の効果を享受できます。
 

  1. データ移動の削減
  2. 作業の重複の削減
  3. 自動化を容易に
  4. オブザーバビリティ(可観測性)の実現を容易に
  5. リソースの有効活用
  6. システム運用の簡素化

 
テラデータを選択するお客様にとっての意味
今回のテストでは、企業が求める柔軟なアーキテクチャに加えて、以下をクラウド上で実現できることが実証されました。
 

  • マルチクラスタ:業界をリードするテラデータのワークロード管理機能およびリソース最適化機能を活用して大規模なクラスタ環境を柔軟に展開し、TCO(総所有コスト)を最小限に抑制。また、分析環境を利用したいビジネスユーザーには、24時間365日無停止運用の本番ワークロードに影響を与えない専用コンピュートを提供。
  • エラスティック・スケーリング:1つのテナントから小規模に始められ、ポリシーに基づいて自動的に1,000ノード以上まで拡張でき、ダウンタイムなし。
  • 低コストのオブジェクトストレージ:テラデータが提供するNative Object Store技術により、大規模なエンタープライズレベルでも高い価格パフォーマンスを提供。
  • 数千件の同時クエリ:テラデータのクラウドプラットフォームにおける最高の同時クエリ数を1,023のアクティブユーザーセッションで実行。
  • レジリエンシー:ハードウェアノードに偶発的な障害が生じても停止なし。

 
■本スケールテストの背景
世界の上位3,000社で実践されるデータ活用には、数万人のユーザーと数千のミッションクリティカルなビジネスアプリケーションをサポートできるデータプラットフォームが必要です。この規模の組織では、データプラットフォーム上では、継続的に更新されるペタバイト級のデータに対して、1日あたり1億件以上のクエリが実行されます。
 
IDCのアナリティクス&インフォメーション・マネジメント担当グループバイスプレジデント ダン・ベセット氏は次のように述べています。

「IDCのGlobal DataSphere (世界のデータ量) に関する市場調査によると、世界のデジタル化が進み、物理的世界からデジタルの世界へと移行していく中で、今後5年間(2021~2025年)に世界全体で生成、収集、複製されるデータの総量は、16.5エクサバイトに達するとの予測を示しています。しかし現在分析対象となっているのは、そのデータ量の半分以下にすぎず、しかもAIやマシンラーニングの分析ワークロードに利用されているデータはさらにごく一部にすぎません」

「データの継続的な増加、AIおよびマシンラーニング、IoT、5G等の先進テクノロジー導入の加速、そしてデータドリブンな意思決定へと企業経営の考え方が変化する中、拡張性の高いデータとアナリティクスの最新テクノロジーとサービスに対する需要は高まる一方です。この需要の増加に伴い、複雑かつ高度なデータ分析と予測モデリング機能を活用し新たなビジネス価値を創出し、競争優位性を高めるためのデータ分析にかかる負荷も増大しています」
 
これからの企業では、データ分析に基づく意思決定がビジネスの成功に不可欠となるでしょう。命を救うMRIスキャナー(磁気共鳴画像診断装置)を確実に稼働させるための予知保全や、重要な荷物の配送の正確な追跡・予測など、テラデータのユーザー企業では、日々の業務に信頼性と拡張性の高いデータ分析が不可欠です。テラデータのユーザー企業はこれらのソリューションを効率性と柔軟性が高いクラウド上で利用し、データ分析を最適化しています。
 
テラデータは、先日、ガートナー®社の「2021年 ガートナー マジック・クアドラント:クラウドデータベース管理システム部門(DBMS)」において、「リーダー」に選出されました。また、Teradata Vantageは、同社の「分析ユースケース向けクラウドデータベース管理システムのクリティカル・ケイパビリティ・レポート」において、新たに加わった分析ユースケース「データ・レイク」も含め、「データウェアハウス」、「論理データウェアハウス」、「オペレーショナルインテリジェンス」の4分析ユースケース全てにおいて最高評価を獲得しています。

テラデータのチーフ・プロダクト・オフィサーであるヒラリー・アシュトンは次のように述べています。「重要な分析ワークロードのクラウドへの移行が進む中、当社は、大企業のお客様が、その複雑な分析のすべてを管理できる単一のシステムを望んでいることを認識しています。当社のソリューションは、分析エコシステム全体を自動化し、管理性、コスト効率を向上させます。超大規模な環境下でもシンプルな管理ができるようになり、お客様は大規模なパフォーマンスを手に入れるために、複数のインスタンスの管理に伴う複雑さという犠牲を払う必要はありません。統合されたデータプラットフォーム上で複雑な分析を大規模に確実に提供するために不可欠なクラウドテクノロジーの柔軟性を、当社ソリューションが備えていることが実証されました」
 
 
免責事項
Gartner, Magic Quadrant for Cloud Database Management Systems, Henry Cook, Merv Adrian, Rick Greenwald, Adam Ronthal, Philip Russom, 2021年12月14日
Gartner, Critical Capabilities for Cloud Database Management Systems for Analytical Use Cases, Rick Greenwald, Merv Adrian, Adam Ronthal, Philip Russom, Henry Cook, 2021年12月14日
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Teradata Vantageについて
Teradata Vantageは、エンタープライズ・アナリティクスのためのコネクテッド・マルチクラウド・データ・プラットフォームです。データ分析、データ・レイク、データウェアハウスを統合することで、エコシステムを簡素化します。Teradata Vantageを使用することで、エンタープライズレベルの企業は、サイロを排除し、データがどこに存在するかに関わらず、すべてのデータをいつでもコスト効率よく照会し、ビジネスの全体像を把握することができます。

テラデータについて

テラデータは、企業向けコネクテッド・データ分析プラットフォームをマルチクラウドで提供し、小規模から大規模まであらゆるデータ活用を可能にします。そして、お客様がデータを最大の企業資産として活用し、ビジネスを成長させる支援しています。詳細はTeradata.jpをご覧ください。

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