JCB、テラデータのクラウドデータ分析プラットフォームVantage on AWSを採用

2020年11月18日 | 東京

ハイブリッドクラウドにより大規模データ分析環境のさらなる拡張性を確保

クラウドベースのデータとアナリティクスを提供するテラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)の日本法人 日本テラデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙橋 倫二、以下、日本テラデータ)は、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長 兼執行役員社長:浜川 一郎、以下、JCB)が、I-MARKのデータ分析基盤として テラデータのデータ分析プラットフォームTeradata Vantageをクラウドコンピューティングのアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)上で提供する、Teradata Vantage on AWSを採用したことを発表します。

JCBは、従来から国内におけるデータドリブンなマーケティングを展開するためのマーケティング支援システム J-MARKを開発・運用し、そのデータ分析基盤としてオンプレミスのTeradata Vantageを大規模に活用しています。またJ-MARKで実績のあったTeradata Vantageを拡張し、カード会員のクロスボーダ取引の分析を国内外の部署・拠点に展開するために同システムの国際版としてI-MARKを開発・運用しておりましたが、この度、AWS上でもオンプレミスのTeradataと同様の高いパフォーマンスや、容易な拡張性、また現在使用中のプログラム資産を有効活用できることを評価し、AWS上にI-MARK向けのリソースを確保し、オンプレミス環境のJ-MARKとあわせてハイブリッドクラウド環境としてTeradata Vantageの運用を開始しました。

JCB国際システム開発部部長今井英二氏は、Teradata Vantage on AWSおよびハイブリッドクラウド環境について次のように評価します。「私どもは、I-MARKの構築・運用インフラを、既存のオンプレミスからAWSに移行することで、柔軟性、拡張性を両立したシステム構築を、より高い費用対効果で実現できると判断しました。Teradata VantageがオンプレミスでもAWSでも、まったく同じソフトウェアを提供することは、開発検証作業の効率化に寄与し、容易にAWSにデータ基盤を拡張することができました。」

JCBは、今後データ分析基盤について、データレイクとの連携による非構造・多構造データの取込みや、AI分析基盤構築による分析業務のさらなる高度化と効率化を進めています。テラデータはTeradata Vantageのハイブリッドクラウド、マルチクラウドにおけるリニアな拡張性や可用性、更なる機能強化でこの取り組みを支えていきます。

Teradata Vantageについて

テラデータの主力製品であるデータ・アナリティクス基盤ソフトウェア「Teradata Vantage」は、データウェアハウスとデータレイクをクラウド、オンプレミスまたはハイブリッドクラウド上で統合し、すべてのデータにアクセスできるようにします。エンタープライズレベルのハイパフォーマンス、高可用性、高拡張性を備え、マシンラーニングをはじめとする最新の高度なアナリティクスを行う各種言語、ツールを活用した大規模なアナリティクスを実現することで、お客様のすべてのビジネス課題に価値ある「答え」をリアルタイムで提供します。詳細はteradata.jpをご覧ください。

JCBについて 

1961年に設立し、日本で唯一の国際カードブランドを運営する企業としてJCBカードを利用できる加盟店ネットワークを展開するとともに、アジアを中心に国内外のパートナー企業とJCBカードの発行を拡大しています。

また、総合決済サービス企業の実現を目指し、お客様やパートナー企業の皆様の期待にお応えする様々な事業を展開しています。国内外で1億4千万人以上の方にJCBカードをご利用いただいています。(2020年3月末現在)

Teradataについて

Teradataは、より良い情報が人と企業を成長させると信じています。Teradataが提供する最も包括的なAI向けクラウドデータ分析基盤は、信頼できる統合されたデータと信頼できるAI/MLを提供し、確実な意思決定、迅速なイノベーション、価値あるビジネス成果を実現します。詳しくは、Teradata.jpをご覧ください。

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