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日本テラデータ、Fusicとの連携により パブリック・クラウドを活用したIoT向け分析システムの構築を促進

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2019年5月22日 | Tokyo

〜仮想IoTデバイスによる効率的な構築方法を共同提案〜

業界唯一のパーベイシブ・データ・インテリジェンス・カンパニーであるテラデータ・コーポレーションの日本法人 日本テラデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙橋 倫二、以下、日本テラデータ)は、仮想IoTデバイス環境をSaaSで提供するmockmockを開発・運用している株式会社Fusic(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:納富 貞嘉、以下、Fusic社)と連携し、パブリック・クラウドを活用した、より効率的なIoT向け分析システムの構築促進に向けた共同提案を開始することを発表します。

今回の合意を踏まえ、mockmockによる仮想的なIoTデバイスと、テラデータが提供する次世代分析プラットフォームTeradata Vantageをパブリック・クラウド上で組み合わせ、お客様の要望にそったIoT向け分析システムを効率的に構築する提案が可能となります。

今回の技術協力により、IoT向け分析システム開発の大幅な効率化や開発期間の短縮化が可能となり、開発費用の削減も期待できます。主に自動車産業など製造業のお客様における、IoTの分析システムの事前の負荷検証が難しい、IoTデバイスのプロトタイプリリースまでシステム側の開発ができないといった課題が解決します。具体的には、以下のような効果が得られます。
 
  • 実IoTデバイスおよび分析システムの設計時に実IoTデバイスから送信されるデータ・フォーマットを定義することで、仮想IoTデバイス環境であるmockmockを活用し、IoT向け分析システム側も同時に開発が進められます。実IoTデバイス開発と分析システム開発の分離が可能となり、IoT向け分析システムの開発効率が大幅に改善されます。
  • mockmock上の仮想IoTデバイスをスケールさせることにより、実IoTデバイスがスケールした場合の環境を疑似的に作り出し、実運用上で発生しうる分析システム側のボトルネック等の問題を事前に把握・解消することが可能になります
  • 本番環境に移行する際は、パブリック・クラウド上のコネクターをそのまま流用できるため、分析システム側の実装を変更することなく、mockmockを実際の実IoTデバイスとの通信環境に置き換えるだけで容易に移行できます。実IoTデバイスと分析システムの結合試験もより効率的に実施出来るようになります。

なおmockmockは、パブリック・クラウドが提供している一般的なコネクターに対応しており、以下のパブリック・クラウド環境における開発が可能です。
  • Amazon Web Services (AWS): AWS IoT CoreおよびAmazon Kinesis Data Streams
  • Microsoft Azure (Azure): IoT Hub
  • Google Cloud Platform (GCP): Cloud IoT Core
    ※Teradata VantageはAWSおよびAzure上で提供しています(2019年5月22日現在)。
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図1 AWS IoT Coreを使用した場合

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図2 Amazon Kinesis Data Streamsを使用した場合

図1と図2は、mockmockとAWS上に構築されたTeradata Vantageとの接続を図示したものです。図1はAWS IoTを使用した場合、図2はAmazon Kinesis Data Streamsを使用した場合です。mockmockとAWS IoT CoreやAmazon Kinesis Data Streamsが安全な通信で接続されています。実装の一例として、仮想IoTデバイスから送信されたデータは、以下の手順でTeradata Vantageに保存します。
  1. AWS IoT CoreもしくはAmazon Kinesis Data Streamsがmockmockからデータを受信
  2. (Amazon Kinesis Data Streams の場合のみ)AWS Lambdaが実行され、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)に保存するためにデータを加工
  3. Amazon S3にコネクターから受け取ったデータ、もしくはLambaで加工されたデータを保存
  4. AWS Lambdaが実行され、TeradataのRESTサービスを呼び出し、Teradata Vantageにデータを保存
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図3 Microsoft AzureのIoT Hubを使用した場合
 
 
図3は、mockmockとAzure上に構築されたTeradata Vantageとの接続を図示したものです。mockmockとIoT Hubが安全な通信で接続されています。実装の一例として、仮想IoTデバイスから送信されたデータは、以下の手順でTeradata Vantageに保存します。
  1. IoT Hubからデータを受信
  2. Azure Blob Storageにコネクターから受け取ったデータを保存
  3. Azure Functionsが実行され、TeradataのRESTサービスを呼び出し、Teradata Vantageにデータを保存
テラデータはこのような取り組みにより、クラウドを活用した分析環境を積極的に提案してまいります。

Fusicからのエンドースメント
弊社は、IoTシステム向けの仮想デバイス作成サービス「mockmock」を提供しています。「mockmock」は、クラウド上に仮想デバイス(mock)を作成し、ユーザーが開発しているサーバーに対して疑似データを送ります。mockmockが提供する仮想デバイスは、瞬時に動作や台数を変更できるため、欲しいデータを、欲しいタイミングで、欲しい量だけ受け取ることができます。これにより、サーバーアプリケーションの動作確認や負荷検証が、物理的な実デバイスなしで手軽に実施できるようになります。この度、日本テラデータ様との共同提案により、「Teradata Vantage」と組み合わせたmockmockの活用事例をご紹介することができました。これらはIoT開発におけるPoC(概念実証)の迅速化、開発効率の向上や不具合の減少、安定運用へ大きく貢献するものと期待しております。
今後も日本テラデータ様と共同で、お客様のビジネスに貢献するIoTソリューションを提供し続けてまいります。
株式会社Fusic
マネージャー 杉本 慎太郎 様
ウェブサイト https://mock-mock.com/ja/

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■本件に関するお問い合わせ
日本テラデータ株式会社 広報担当 有賀(ありが)
TEL: 03-6759-6151 | E-Mail: japan-pr@teradata.comhttp://www.teradata.jp
 
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