毎年何百万、何千万もの人が世界19か国のライブイベントのチケットをTicketmasterで購入しています。利用者の思い出に残る体験のひとつひとつが、Ticketmasterにかかっているのです。目当てのイベントのチケットを入手できるようにするためにはさまざまなタイプや形式で膨大な量のデータを分析し、そこから得られたインサイトをTickermaster組織全体だけでなく、親会社のLive Nation Entertainment、さらには会場、プロモーターと共有する必要があります。
 
しかし、Ticketmasterのデータベースソリューション担当ディレクターのShawn Moon氏によると、同社のデータ管理システムは複雑になりすぎて難しい状態でした。同社では、多数の異なるソースから得られたデータがあらゆる場所にあり、保管されているプラットフォームも異なれば、スキーマも統一されていませんでした。チーム間でデータがサイロ化されていたため、異なるシステムから集めた情報を1つにまとめたレポートを作成することはきわめて困難でした。同社はパフォーマンスを最適化するためには、分析システムを簡素化してモダナイズする必要があることに気付きました。
私は自信をもって、「3か月以内にできます」と回答でき、テラデータは期待に応えてくれました
「リスポンシブで、高速、それでいてデータや需要の拡大に合わせて拡張できるプラットフォームが必要です。そうすれば、今後チームが問われる質問にも、今のプラットフォームで答えることができます。今時、大きくて時間かかるプロセスを実行する余裕などありません」とMoon氏は述べています。

クラウドに移行する

Ticketmasterはオンプレミスにあるすべてのデータをクラウドにアップグレードすることを決め、テラデータに支援を求めました。ダウンタイムとコストを最小限に抑えるには、テラデータとTicketmasterのネットワーク、アプリケーション、ETL、NPARC、セキュリティなどの複数のチームが緻密に連携することが重要でした。テラデータはTicketmasterの運用システム、開発システム、ディザスタリカバリシステムをTeradata as-a-service のクラウド環境にわずか10週間予定通りに予算内でアップグレードしました。

「テラデータはTicketmasterの非常に信頼できるパートナーになりました。きっと期待に応えてくれると思っていました。私は自信をもって、「大丈夫です、3か月以内にできます」ということができました。テラデータは期待に応えてくれました」とMoon氏は述べています。

Ticketmasterがクラウドに移行したことによってメリット得られている人はたくさんいます。財務、アカウント、マーケティングの各部門のほか、会場やプロモーターなども利用者に関する幅広い信頼できるデータに簡単にアクセスできるようになりました。また、Ticketmasterは社内のチームやクライアントへのレポートもすぐに提供できるようになりました。さらに、Webサイト上のユーザアクティビティデータが追跡しやすくなったため、利用者がどこで購入を中断したのか、利用者の操作性をより良くするには何を変えればよいかなどがわかります。 
 
「応答性に優れ、高速で必要に合わせて拡張できるプラットフォームが必要です。今時、大きくて時間かかるプロセスを実行する余裕などありません」

柔軟性を高め、顧客の問い合わせを増やす

Ticketmasterがクラウドにアップグレードしたことで、同社は頻繁に変化するセールスサイクルやリソースニーズに対応できるようになりました。通常、Ticketmasterで扱うイベントのセールスサイクルは不規則です。たとえば、チケット販売当初は急激に短期間で問い合わせが上昇します。Moon氏とチームはクラウドにより、変化に合わせてインフラの利用を調整することができます。「リソースを増やしたり、減らしたりできます」と同氏は述べています。
 
柔軟性を高め、すべてのデータを可視化することで、Ticketmasterでは商品に対する顧客の問い合わせをさらに増やすこともできます。ソーシャルメディアを含む新しいタイプのデータを採り入れて結び付けられるようになり、Ticketmasterのマーケティングチームは顧客にそれぞれの興味や関心に合わせたショーやイベントに関する案内を送ることができます。このように、Ticketmasterは顧客自身もこれまで気付いていなかった新しい体験を提案できるのです。
 
「クラウドプラットフォームに移行することで、ハードウェアの管理、アップグレード、セキュリティ保護の作業から解放されました。このため、もっと付加価値のある作業にリソースを割り当てて取り組めるようになりました」とMoon氏は述べています。

Vantageを始める方法

Vantageは、新しいことが次々と生まれ、複雑で不確定要素の多い世界で、デジタルトランスフォーメーションによりデータドリブンなビジネスを行うことを可能にします。テラデータは、Vantageで企業が大規模な分析エコシステムを簡素化して意思決定のリスクを抑制できる新しい方法を提供します。
Vantageへのアップグレードをご検討中のお客様も、新規導入をご検討のお客様も、テラデータにお問い合わせください。

Brian Wood
Brian Wood is director of cloud marketing at Teradata. He has over 15 years' experience leading all areas of technology marketing in cloud, wireless, IT, software, and data analytics. He earned an MS in Engineering Management from Stanford, a BS in Electrical Engineering from Cornell, and served as an F-14 Radar Intercept Officer in the US Navy.
 
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